
チャートには、動きの「クセ」なるものがあります。

まさしく、クセモノ!
これは、チャートをずーっと見続けているとだんだんわかってくるもので、
なんでこんな動きになっているのかっていうのも
後で調べてみると、なるほど〜〜ってことが分かったりします。



主に、時間帯によって同じ動きをすることがあるよー
今回の記事では、
その「チャートの動き 時間帯編」を紐解いてみたいと思います。



あくまで、モリーがチャートを見て思ったことなので、
間違ってたらごめんねーー
チャートが動く時間帯
上に動くか下に動くか…
それは、どっちに動くかはわかりませんが、
チャートが動く時間帯があります。
その時間帯がこちら▼
- 朝、値動きが始まった直後
- 8時以降
- 9:55前後
- 12時前
- 15時前、16時前
- 20時前、21時前
勘の良い方は、ピンときたかと思いますが、
これは、主にそれぞれの「市場」が始まる前の時間帯です。
- 朝、値動きが始まった直後
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これは、口座を作ったFXの会社によって変わりますが、私の使っている「みんなのFX」では、朝6:10(月曜は朝7:10)から値動きが始まります。
この時、「窓」が開いていた場合、「窓」を閉じようとするチャートの習性があるので、開いている方向に注文を入れるといいと思います。



私も「窓」取引を何回かやってみましたが、9割がた「窓」を閉じる動きが出ていました!
なので、「窓」取引をしたい方は、早い時間帯から取引できるFX会社で口座を作ることをおすすめします。
- 8時以降
-
8時〜16時までは「東京時間」と呼ばれ、オセアニアやアジア勢が取引にどんどん参加してきます。それによって値動きもどんどん活発になってきます。
ニュージーランドのウェリントン市場
▼
オーストラリアのシドニー市場
▼
東京市場と、次々に市場がオープンしてくるのでどんどん取引が活発になってくるんですね。
- 9:55前後
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9:55は東京仲値と言って、各金融機関がその日に提示する基準レートを決めるので、この時間前後に取引が活発になります。



私が体感した仲値の時間帯は9:45〜10:15がよく動きました。
特に、5・10日(ゴトー日)は、輸出入企業の決算が行われるのでよく動きます。
5・10日(ゴトー日)について
5・10日(ゴトー日)は、「5の倍数の日にち」のこと。
輸入企業が海外との取引の決算日となることが多いので、
ゴトー日はドル不足になりやすく、
円を売って米ドルを買う動きがあります。


輸入業者は、モノを買うのにドルが必要になるので、円を売ってドルを買う動きがあるってことね!
- 12時前
-
12時前から13時までの間に値動きが大きいことがあります。
これは、お昼休みの時間帯にFXトレーダーが短期トレードしているんじゃないかと予想しています。



トレンドがわかりやすい時に、思惑通りに動きました!
でも、逆の動きをすることもあって、わからないのでお昼時間は取引しないように、私は避けています。 - 15時前、16時前
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16時からは「ロンドン時間」と呼ばれ、欧州勢が参戦してきます。アーリーロンドンと呼ばれる15時から参戦してくる欧州勢もいるので、15時以降は値動きが活発になります。
違う市場が始まると、それまでの値動きと逆に動くことが多々あったので注意が必要です。
また、経済指標の発表も多いので、それによって値動きの方向性が変わることもあるので、こちらも注意が必要です。
ロンドン時間
日本時間15時〜翌2時
(冬時間は16時〜翌3時) - 20時前、21時前
-
21時からは市場参加者がもっとも多い「ニューヨーク時間」が始まります。この時間帯が一番活発になるのは、やはり、金融市場は米国が引っ張っているからとも言えます。
日本のFXトレーダーも一番値動きが活発な21時以降からトレードをしている方も多く、大きなボラティリティが生まれます。
ニューヨーク時間
日本時間20時〜翌朝7時
(冬時間は21時〜翌朝8時)また、23時(冬時間は24時)に「オプションカット」という通貨オプションの締め切り時間が設定されているため、この時間帯に独自の値動きをすることもあります。
そして、24時(冬時間は25時)には「ロンドンフィキシング」と呼ばれる、金のスポット価格や対顧客市場の仲値が決められる時間がきます。
こういった時間帯も、大きな値動きが見られます。



23時〜25時の間がその日の高値(底値)をつけることが多いそうです。
こういった時間帯を狙って取引するのもいいですが、
実は、このよく動く時間帯の30分くらい前から、それまでの値動きの逆の動きが出ます。



つまり、上がっていたら下がり、
下がっていたらあがります。
これは、よく動く時間帯を避け、利確しておこうという方達の思惑だと思います。
この、利確しようとしている方達の動きを狙って取引するのもいい方法かもしれません。



今までの値動きと反対に注文入れればオッケー!
30分前くらいのチャートをじっと見て、逆に値動きした時を狙う!
よく動く時間帯は、ボラティリティが広がって面白いこともありますが、逆に動くとかなりの損失を出すこともありますので、気をつけて取引していきましょう。
最近、こんな値動きの時がありました▼


およそ15分の間に200pipsも上下しています!



これは、やばいっっ!
こんなにチャートが動くと、損切りした人も多かったかも…
これは、円安ドル高の時に、黒田日銀総裁が「金融緩和継続」を会見で発表した時のチャートです。
時間帯のチャートの動きではありませんが、強いファンダメンタルズがある時はこれだけ1瞬で動くこともあります。
そう言った動きの癖があることを把握して、あくまでも自己責任で取引していただくようお願いします。
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